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2020-12-21 (22:23)

Rammer's Label #007 (108 "MISSION INFINITE")

posted by Hisaya

こんにちは。

今年のM-1、マヂカルラブリーが優勝しましたね。

ファイナルに進んだ3組とも決勝1本目ほどの出来ではなかったから、

そして、ファイナル3組の「漫才か漫才でないか」論争を見て、「HIP HOPか否か」と似たものを感じておりました。

HIP HOPやってる人達にとっては"HIP HOPマナー"が大切なように、漫才を大切にする人達にとっては、「あれは漫才とは言えない」...etc と言った意見も出てくるのでしょう。

かくいう自分もお笑いについては完全にトーシロなので、面白ければ良いかな?となってしまうのですが。

そう考えると、HIP HOPもその道を志した人達以外の中では、「マナー云々あるかもしれないけど、かっこよければそれで良いじゃん?」という意見もきっと一定数あるのだと思います。

やる側と見る側の感覚のギャップってあるよなぁーと思い、少々考えさせられました。

108_MISSION INFINITE.jpg

108 "MISSION INFINITE" (1996年)

さて、今日もHIP HOPが続きます。

私、アップテンポが続いた後は、しばらくロービートで落ち着く傾向があります。

これはDJの時も普段の生活も共通してます、はい。

本日はCD音源リリースは1996年ですが、アナログリリースは2020年という奇跡の復刻系。

ジャジー/メロウ・ヒップホップ・ユニット=108唯一のアルバム"Mission Infinite"です。

アナログの方はOnra擁するNBN Recordsのリイシュー・プロジェクトによるものだそうで、黄金期の名作がこの時代にリリースして頂けるのは嬉しい限り。当時はCD200枚プレスで即フェードアウトだそうです。。

インフォを調べると、カリフォルニア・サンノゼを拠点としていてPeanut Butter Wolfとも親交が深いそうですが、クールで浮遊感あるサウンドからはちょっと色々意外な感じもします。

PEANUT BUTTER WOLFにこういうイメージが全くないですし、西側のアンダーグラウンド系でもこの手の音はあまり聴いたことがなかったので。あ、Mountain Brothersがちょっと近いかな。

ちなみに、メンバーのENCOREはPEANUT BUTTER WOLFのデヴューシングルにも起用されてるんだとか。

アルバムは全体を通してクールでジャジー。

先述のMountain Brothersや、Crown City Rockers辺りと近い印象を受けます(Crown City Rockersよりはもう少し大人っぽいかな)。

クラブで聴くというよりは、家で、飲食店で、リラックスしたシチュエーションにしっくりくるHIP HOPと言った感じです。生楽器を主体とした楽曲で展開/メロディー感もあるので、幅広い方々に聴きやすいサウンドだと思います。

ついでにPEANUT BUTTER WOLFのデヴューシングルも(ft.ENCORE)。

さて、今日はリアルタイムで見れなかったM-1の敗者復活戦を見ます。

ではでは。

HISAYA

#音楽日記 #RammersLabel #HIP HOP #JAZZHIP HOP #JAZZ

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